たった1週間で作ったとは言えない涙の感動noムービー

このたびはいつも連れ添う男性4人組のうち、一人が結婚を行うとのことで、3人で結婚式の余興を頼まれました。時間は5分から7分程度です。3人で集まり、さぁなにをしようかとカラオケ店に集合しました。

結婚される友人はなにをしてもおもしろくしてくれる人で、アツアツおでんをやろうと不思議とすぐに決まってしまいました。それからただおでんと鍋さえあればなんとか当日乗り切れるとなにも打ち合わせをしないまま結婚式2週間を切りました。

すると、3人組のうち一人から緊急で集まれないかと相談がきました。もちろん最終段階の打ち合わせだと思い、カラオケ店に集合しました。ここで切り出された以外な言葉に思わず絶句します。

「えぇ~式場より、食べ物の持ち込みNGがでました。」

まさかの詰んだ状況に起死回生を考えるのが結婚式のムービーでした。結婚式ムービーを業者おすすめで制作してもらうことも考えましたが、確かに私がそういった関係に強いこともあり、作れないことはありませんでした。
ここからは、どんは風に作っていくかを考えるだけです。

男同士、まともにお祝いの言葉をかけることもできず、一生残るものとして手紙風に作り、知り合いのナレーターに読んでもらい、音声として流すこと。ただ文章だけを流すだけでは物足りないため、野球をベースとした場面の切り替えなど、見ていて楽しめつつ感動できるムービー作成を行いました。

ただ時間があまりにもないため、素材が追い付かず、全員近くにいるわけでもなく、休みの都合なんてあうわけもなく、各々が自撮りをした素材をこちらで編集かけるといったとてつもない作業を1週間でつくりあげ、結婚式場で流しながら、微調整を加えていくといつのまにか丸投げ状態だったのを思い出します。

当日本番はほかの余興もあるため、本当にうまく流れるのか当日確認が行えず、自分たちの余興まで私は緊張しまくりでした。いざ自分たちの余興の番となり、前説にアツアツおでんのくだりを話、いざムービー披露へ。

結果、ナレーターのすばらしい音読と熱い手紙の内容に会場は涙され、友情の写真や野球とうまくかけあわせた演出に拍手が起こるなど、最高の盛り上がりでした。

明るくなって、新郎である友人に詰め寄るとまさかの号泣されてました。その涙に誘われ、大人4人で号泣。もちろんその写真をとりまくられてしまったことは想像がつきます。

たった1週間程度で、無理やり仕上げたにしてはうまくできたのではないかと自負しております。後悔としてはもっと、時間があればさらに最高のムービーが作れたのにと思い、今後飲食類の余興は考えないことにしようと思いました。

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